2014年12月27日土曜日

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札幌市の官製談合疑惑


みなさん、イランカラテ!
今日はすこし時事問題についてお話ししたいと思います。先日の夕方のニュースでこのことをお聞きになった方もいらっしゃるかもしれませんね。

今月25日、札幌市はアイヌ施策課が2009年以降、入札などで正規の手続を踏まず、特定業者への業務発注を続けていたと発表しました。アイヌ文化交流センター(ビリカコタン)紹介のパンフレット作成など、この業者との契約は記録が残っているだけでも約12件、計700万円にも上るそうです。
(URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/582551.html 12月27日現在)

これは国民の信頼を損ねる行為ですよね。私もガッカリしました。
官製談合防止法や入札談合等関与行為防止法という法律に違反する行為であり、過去にも札幌市の職員は同様の容疑で逮捕されているそうです。

せっかくなのでここで強調して言わせていただきたいのが、これは札幌市の不祥事であり札幌アイヌ協会の不祥事ではないということです。
そしてあたかも「アイヌ政策全体が悪い!」と思うのはまったくのお門違い!

またこの件に関して、札幌市議会議員 金子快之氏が関係しているそうです。(12月25日 午後11時56分の短文投稿サイトへの彼自身の投稿による)
官製談合が指摘され、改善されるのはとてもいいこと、当然のことです。ですが彼のアイヌだけを狙い撃ちする姿勢には嫌悪感を抱きます。

また彼は上記のサイトで「〜アイヌを先祖に持つ方は日本に大勢いらっしゃいます。〜しかし、皆さんは今や日本人のはずです。〜」という投稿も行ないました。
(12月25日午後10時50分)

この発言が何を意図するのか私には分かりませんが、私個人としてはアイヌが日本人でないと思ったことはありません。
分けるなら日本に住む多くの方々は大和、南西諸島に住む方々は琉球というように、少なくとも「日本国民」と括られるは少なくとも3つの人間集団で構成されています。(金子さんはこのことを知っているのでしょうか…)他にも在日朝鮮人、日系ブラジル人、帰国子女等違う文化背景をもって日本で生活している人々もいますし、九州の隼人の方々なんかも「自分は大和ではないよ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんよね。
そのなかで「アイヌ」という人間集団を「アイヌ系日本人」と呼ぼうが「アイヌ民族」と呼ぼうがたいした問題だと私は思っていません。日本国内に「アイヌ」というアイデンティティを持った人間集団が先にいるのですから、それらをどう名付けるかで状況が変わるものではありません。そして私たちの本来有すべき権利にもなんら影響は与えません。
もう少し踏み込むならば、問題の本質は「自国内の植民地化」であり、「近代化したときの同化政策がアイヌの人々に多大な影響を与えた」と政府が認識していることを鑑みれば、特別な政策の必要性に多言は要しません。

長くなってしまうので今回はもう書くのをやめますが、日本国内にはみなさんが思うより遥かに多くの人達が多数派とは違うアイデンティティを有して生活しています。
それを認めてはじめて日本は多民族・多文化国家への道を前進できるのだと思います。

ちょっと固めの文章になってしまいましたが、次回からはもっと明るい楽しげな話題をお知らせしますねっ♪笑 それでは、また今度〜!

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