2015年5月22日金曜日

先住民族って?(2)

先住民族 と 少数民族 のちがい

みなさん、イランカラテー!
だいぶご無沙汰してしておりましたが精神的にも肉体的にも健全な状態ですのでご心配なく!(笑) 5月も残りわずかですがガンガン更新していこうと思っています。

実は先日5月17日にかでる2.7ビル 大ホールで 北海道アイヌ協会 定例総会 が行われました!本当はこのブログで事前に宣伝して、傍聴者を500人くらい集める予定だったのですが 機会を逃してしまいました(笑)
ですが、北海道各地から会員や関係者、傍聴者が訪れ… 280人くらいは大ホールにいたのではないかと思います。

どんなことが議論され、どんなことが決定されたのか知りたい!という方いらっしゃいますよね〜。気になっていないって?(笑) 
電影社としては札幌市内のアイヌ関連の情報だけでもきちんと発信していきたいと思っていますので、今月中にでも内容を搔い摘んでご紹介させてくださいね。

その前に「北海道アイヌ協会 ってなに?」という方も多いと思うので、協会の概要についてもご紹介しなくてはなりませんね… これは楽しくなりそうです!D:


では本題に… 先日のブログで 先住民族 と 少数民族 の違いを紹介しましたね。

復習のためもう一度書き残したいと思います。

「少数民族」というのは、自らの自由な意思や合意の上で、独立した地位や「民族自決権」を意識せず、移住し国家に統合された人々


「先住民族」というのは、いかなる自由な意思や合意の確認もなく、その国家に編入されてしまった人々


つまり「少数民族との比較」を通して「先住民族とはなにか」を書くならば
 先住民族とは 新しく入ってきた人々によって何らかの形で支配されてしまった人々を指すのです。

だから、「アイヌっていうのは先住民族だけど少数民族でもあるよね」とか言っている方がいたら… 
ちゃんと「少数民族ってなんですか?」と聞いた上で 言い返すなり、心の中で「ははん」と思うなり なんなりしてください。(ちなみに「アイヌは先住民族であり、数の面では少数派である」が正しい言い方です。)



「うんうん、なるほどね〜。
それでどうなるの?」

そう思ってもらえたら万々歳です。いいコースに乗っていますよ!

先住民族と少数民族の大きな違いは 「主流社会に一方的に飲み込まれたか」もしくは「主流社会に自らの意思で飛び込んでいったか」だと思っています。

ではここでアイヌどうだったか… アイヌで初の参議院議員になった萱野茂さん、名前を聞いたことのある方も多いかもしれませんね!彼の有名な言葉はいくつかありますが…

「アイヌ民族はアイヌモシリを売った覚えも貸した覚えもない」

今回はこの言葉につきると思います。
(アイヌモシリとは「樺太・千島・北海道」を指します。)

固有の言語、風習、文化を持ち独自の歴史を築いてきたひとつの民族を「先住民族」にしてしまったんですから、その責任たるや重いと思いませんか?


ひとつの動物が絶滅するのには心痛めても、ひとつの民族が消滅するのは気にならない?…ちょっと比較対象が違いすぎますか?(笑)

同化主義、植民地主義の名の下に ひとつの民族を「先住民族」にしてしまう、というのは国家の大罪だと思うのです。

そしてだからこそ、国家には「多文化多民族社会」を構築する義務があり、先住民族にはその権利があるのです。

ただ「先住民族」の権利と「少数民族」の権利は全く異なるものだ、というわけではありません。そして「先住民族の権利を使って、あなたが望む社会ってなんなの?」こう思っている方もいらっしゃるでしょう。これについてはまた明日、お届けしますね!


そして今日の午後、神田外語大学というところで「『アイヌ民族否定論に抗する』を通してアイヌについて学ぼう」と題した講演会があります!
私の尊敬する上村先生もお話しするそうなので、バーンと飛行機を使って東京まで行ってきまーす!ガッツリ勉強して、学んだことを皆さんにお届けしたいと思っていますよ。

それでは、スイウヌカラアンロー

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