2015年12月13日日曜日

映画ミーティング

第15回 映画ミーティング告知

みなさん、イランカラテ〜!

ついに映画ミーティングも15回目を迎えます!
毎月毎月…自分でも驚くぐらいちゃんとやってますねぇ(笑) 真面目だな…

来月は 1月22日(金)18:30〜 21:00くらいの間で
「折れた矢」という作品を見てみようと思います〜!


この映画の舞台は 1870年代のアリゾナです。白人たちが ネイティブアメリカンの土地を侵略した悲惨な いわゆる'開拓'時代のなかにも、平和を構築しようとするお話だそうです。
上村先生の本で紹介されていたのを思い出したので、さっそく見てみたいと思います!

場所はまだ未定なので、決まり次第またお知らせします。楽しみです〜^^


前回の第14回ミーティングでは 「クジラの島の少女」というニュージーランドの先住民族マオリに関する映画を見ました。

主人公は表紙に写っている パイケア という女の子です。
彼女は村長の家系に生まれ、母と双子の弟は彼女が生まれる時に死んでしまいます。跡継ぎの長男を楽しみにしていた祖父(その村の長)は、生き残った子どもが女の子の方であることに落胆します。

彼女の村には「パイケアという勇者がクジラにまたがり、遠くハワイキという土地からやってきた。その勇者の子孫が我々である。」という伝説があり、代々男性がその村を率いていたからです。

勇者の名前であるパイケアを受け継いだ主人公が 性別や家庭環境等の障害をのりこえ、村の指導者になるという物語でした。[下記ネタバレもあります]

最終的に パイケアが指導者として村の人たちから認められることから、ミーティングでは 「変化しない文化なんてない。では なにが残っていると その伝統 を守っていることになるのか…」という疑問が出てきました。

・どんな人間集団でも、古老の方がいつも言うのは「先祖の精神を汚さないように」ということではないか。
・大人になるとマオリの文化を捨て村から出ていってしまう親たちを見ている子供たちに、マオリ文化を継承しろと言っても難しいことが分かった。
 やはり最後のシーンのように、大人たちが真剣に、気持ちを入れて 取り組むことなしには子どもに継承されないのだろう。大切なのはアイデンティティ、気持ちの持ち方  だろう。

一方で…
「北京では新年に餃子を食べる」のような習慣が他の地域にも伝播する…というような変化が起きた場合は その地域の伝統が保持されていないと言うのか。
というような疑問も生まれ、ミーティングはなかなかカオスな状況になりました。


一定の時間をおいて、今思うことは。
「その習慣の意味」「その習慣を行う理由」が共通認識としてなければ、伝統としては継承されないのだろう ということです。


…では 重要文化財ってなんだろう、重要民俗文化財とは?伝統的工芸品はどういう位置づけなのか…というのを考えだすと頭がこんがらがりますよね。笑
「誰にとって伝統か?」主体性に疑問を持ちたくもなります。


ですが… 先日開催されたアイヌ民族文化祭で拝聴した 甲地利恵さんの講演「アイヌ音楽と出会う」のなかで 「人はなぜ歌うのか」 という疑問に対する考察がなされていました。

一考察として引用された 知里真志保さんの言葉によると「アイヌの舞踊というのは 生きるための真剣な努力」だったとか。(記憶が曖昧なので文言が間違っているかもしれませんが、このようなことを仰っていたと思います。)

そうすると以前から抱いていた なぜアイヌ古式舞踊は重要無形文化財ではなく重要無形民俗文化財なのか という疑問に対する回答の一案になるな、と考えてみたりしました。
(文化財保護法における「民俗」は生活に密着していることを指すそうなので)

なんて、ひっちゃかめっちゃか文章になってしまいましたが…
言いたいことは 次回 第15回映画ミーティングは1月22日!18:30〜ですよ!ということです。たくさんのお越しをお待ちしています。

では、またお会いしましょう。
スイ ウヌカアンロ〜!

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